2025.09.29 更新
リフォームとリノベーションの違いを徹底解説|あなたに合う住まい改善の選び方
こんにちは!リフォームプラスです。
「リフォームとリノベーションの違い」で検索されてこの記事に来てくださったあなたの気持ち、よく分かります。どちらを選べばいいか迷ってしまう、その不安や疑問に答える記事を書きます。これから、リフォームとリノベーションのそれぞれの意味、違い、費用・メリット・デメリット、最新の事例などを詳しく説明します。この記事を読むことで、あなたは「自分の家にはどちらが合っているか」が明確になります。特に、甲府市・南アルプス市・甲斐市あたりで家の改修を考えているご家族、ご主人・奥様、または将来住みやすさや資産価値を重視したい方にはぜひ最後まで読んでほしいです!
リフォームとリノベーションの違いを徹底解説|あなたに合う住まい改善の選び方
リフォームとは?老朽化を直して元の状態に戻す工事
リフォームとは、住宅の老朽化した部分や壊れた設備を修理・交換して、「新築に近い状態」や「元の見た目・機能」に戻すことを目的とした工事です。例えば、壁紙(クロス)の張り替え、フローリングの一部交換、トイレや浴室の設備の取替、外壁や屋根の塗装などがリフォームに含まれます。
実体験として、私どもの会社でも築20年の戸建てで、「雨漏り・外壁のひび割れ・屋根の色あせ」が気になったお宅をリフォームしたことがあります。外壁と屋根の補修と塗装・窓枠のシール打ち替えだけで見た目が劇的に改善し、「住み心地が良くなった」と喜ばれました。工期は約2週間、費用はお客様の希望を反映して約150万円でした。
リフォームの主な特徴
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工事の規模が小さく、部分的な修繕や交換が中心である。
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工期が比較的短い。数日から数週間程度で終わるケースが多い。
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費用が抑えられやすく、予算が限られている場合でも実現しやすい。
リフォームのデメリット
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建物全体の性能(耐震性・断熱性など)を大きく変えることは難しい。部分的な修繕であるため、根本的な構造や機能の改善は限られる。
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見た目は新しくなっても、間取りなど生活動線の不便さを解消できないケースがある。
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長期的には同じ箇所を繰り返し修繕する必要が出てくることがあるため、総コストが案外高くなることもある。
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リフォームだけでは資産価値の向上にあまりつながらないことが多い。
リノベーションとは?新しい価値を生み出す住まいの再設計
リノベーションとは、既存の住宅の間取りや構造、設備などを大きく改修して、住みやすさ・快適性・デザイン性を高めたり、性能を向上させたりすることを目的とした工事です。間取りの変更・壁・間仕切りの撤去・給排水・配線の変更・断熱や耐震補強などを含むことが多いです。
私自身の現場経験で、築30年の中古戸建てを購入されて、キッチンをアイランド型に変更し、耐震補強と断熱改修を行ったお客様がいました。そのお宅では、冬の暖かさ・光の入り方・空気の流れなどが全く変わり、「家にいる時間が楽しくなった」との感想を頂きました。工期は約5か月、費用は約1,200万円でした。
リノベーションの主な特徴
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工事の規模が大きく、間取り変更や構造/設備/性能の改修を含むことが多い。
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住まいのデザイン性やライフスタイルへの適応性が高い。理想の間取りや素材にこだわれる。
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性能向上(断熱・耐震・省エネなど)が可能で、結果として住み心地がよくなる。
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資産価値を保ちやすい、また将来売ることも考えている人には大きなメリット。特に中古物件のリノベーションで立地が良い場合に。
リノベーションのデメリット
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工期が長くなる。間取り変更・躯体工事・性能改善などを含むと数か月以上かかるケースが一般的。
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費用が高額になる。材料・設計・設備・工事人件費などが増えるからである。
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住みながら工事が難しい場合がある。仮住まいの必要性が出ることも多い。
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想定外の追加工事が発生しやすい。特に築年数が古かったり構造に問題があったりする住まいでは、見えない箇所の補修が必要になることがある。
費用・工期・効果の違いを比較|リフォームとリノベーションどちらが得?
費用の比較
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リフォームの費用相場は、工事内容によって大きく変わる。キッチン交換で50〜150万円、浴室・トイレなどの設備交換も同程度から、外壁・屋根の塗装・補修で100〜300万円などが一般的。
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リノベーションでは、全面改修(スケルトン工事)で戸建ての場合1,000〜1,500万円、マンションで500〜1,000万円などになることがある。間取り変更のみの場合は150〜500万円でも可能。
工期の比較
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リフォームは数日から数週間、場所や規模次第では1か月以内。工事が部分的であることが多いため。
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リノベーションは通常3〜8か月以上の工期がかかることが多い。構造・設備・性能を含めた改修が入る場合、予備調査・設計段階に時間がかかる。
効果の比較
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リフォームの効果は「見た目の改善」「機能の回復」「快適性の維持」が主なもの。すぐ気になるところを直すことで日常生活の満足度が上がる。
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リノベーションの効果には「生活動線の改善」「断熱・耐震など住宅性能の向上」「光や風の取り入れ」「資産価値の向上」「ライフスタイルに合った空間」が含まれる。特に、省エネ性や将来的なメンテナンスコスト低下という点でもリノベーションはメリットがある。
こんな人におすすめ!リフォーム向き・リノベーション向きの判断ポイント
| 判断基準 | リフォームが向いている人 | リノベーションが向いている人 |
|---|---|---|
| 建物の築年数・状態 | 築10〜20年くらいで、構造も大きく劣化していない、見た目・設備の劣化が主な悩みの方 | 築20年以上、構造・断熱・耐震などにも改善余地がある、または間取りに大きな不満がある方 |
| 予算 | 300万〜500万前後で手を入れたい工事をしたい方 | 500万〜1000万以上の予算を考えていて、将来長く住み続けたり売る可能性も考えている方 |
| 住み方・ライフスタイル | 今の生活動線で大枠は問題ない、部分的な快適さ改善で満足できる方 | 家族構成が変わる、在宅ワークを取り入れたい、デザインにもこだわりたい方 |
| 必要な工事内容 | 設備交換・見た目の改善・部分補修など | 間取り変更・性能向上(断熱・耐震)・構造改修など |
| 時間・手間 | 工期を短く抑えたい、住みながら工事したい方 | 工事期間をかけられる。仮住まい等を含めても構わない方 |
最新トレンド事例|人気のリフォームとリノベーション実例紹介
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ワークスペースの確保:2023年~2024年で注目されたリノベーションでは、「在宅ワーク用の書斎スペース」や「玄関近くにワークスペースを設置」などのプランが上位に入りました。
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ジャパンディスタイルの融合:和の落ち着き+北欧のシンプルさを合わせた「ジャパンディ」。色味や素材に自然素材を使い、和モダンな雰囲気を残すケースが増えています。
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断熱性・省エネ性能の改善:断熱改修・窓の性能アップ・光熱費削減を見据えたリノベーションがトレンド化。特に、気密性・断熱材の見直しや内窓追加、水回り設備の省エネ仕様への交換が注目されています。
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間取りの柔軟性・回遊動線:住まいの暮らし方が変化している中で、「回遊式の動線」「LDKを広くする」「リビング中心設計」など、住みやすさを追求する設計が増えています。
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小スペースの有効活用:ヌック(くつろぎコーナー)や土間収納、室内窓、造作家具を使って、限られた空間をおしゃれに効率よく使う工夫。築年数が古い建物でもこうしたアイデアで魅力が出ています。
実例:甲府近辺ではまだ多く見られませんが、住みながら部分的にワークスペースや収納を増やす改修をしたお客様が、「毎日の暮らしの満足度が上がった」と話されており、実際そのような小規模リノベーションが人気になっています。
まとめ
この記事では、「リフォームとリノベーションの違い」について、意味・目的・費用・工期・効果・判断ポイント・最新の事例を解説しました。リフォームは部分的な修繕・設備交換・見た目回復が中心で、短期間・低コストで実現しやすいことが特徴です。リノベーションは間取りや構造・性能を含めて大幅に住まいを改良し、自分らしい暮らしや資産価値の向上を目指すものです。あなたの家の築年数・状態・ライフスタイル・予算を比較して、どちらが最適かをじっくり検討してください。
リフォームプラスでは、地域密着をモットーに甲府市、南アルプス市、甲斐市をメインにリフォームを行わせていただいております。是非!リフォームの事ならリフォームプラスにお任せください!


